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改めて確認・整理しておきたい
『安全衛生管理』

　令和６年版の過労死等防止対策白書が公表されました。⾧時間労働者の割合は減少傾向にあるものの、業務における過重な負荷により脳・心臓疾患を発症したとして労災請求が行われた件数は1,000件を超えており、過重労働対策が課題となっています。

　労働安全衛生法では、企業の自主的な労働災害防止の取り組みを推進するため、企業規模や業種に応じた安全衛生管理体制の構築が義務付けられています。過重労働を未然に防止するためには、安全衛生法に定められた事項を漏れなく実施し、労働者が安心して働ける環境の整備につなげていくことが重要です。

　このセミナーでは安全衛生管理者の設置や委員会の開催、労働時間の状況に応じた面接指導の実施など、基本的な安全衛生管理体制について改めて確認します。