制服の貸与に関する給与天引きについては、賃金控除に関する労使協定をきちんと締結し、労働条件通知書にもその旨記載していれば特に問題はありません。ただし、退職後に制服が返還されないケースについて、未払い賃金と相殺することはできません。
制服のレンタル代の給与天引きが違法と言われた
当社は都内にアニメ・コミックファン向けのメイドカフェを展開しています。現在10店舗近くを運営しており、学生アルバイトも在籍しているのですが、ついこの間、学生アルバイト数人から「週２日勤務で月50～60時間ぐらいしか働いていないのに、毎月制服（メイドのコスチューム）貸与で1000円を天引きしているのはおかしい」との苦情が寄せられました。当社では、採用時に口頭で説明はしていたのですが……。