店長から管理監督者でないので残業代支払いをと苦情がきた

当社は、都内に10店舗ほど飲食店を展開しています。先日、店長になったばかりの者が「昇格して役付手当が付いたにもかかわらず、今までの残業代込みの給料を下回っているのはおかしい」と本社に苦情を訴えてきました。店長は管理監督者に当たるため、残業代を支払う義務はありませんと伝えたところ、男性は自治体が行なっている街頭相談会に出向いたようで、弁護士の方から「管理監督者ではない可能性が高い」と指摘されたそうです。どうしたら良いでしょうか?

労働基準法上の管理監督者は、かなり厳格に定義付けされており判例でも認められるケースはわずかです。実態によっては、管理監督者から外し、固定残業代を支給するなどを検討することが現実的な選択となります。

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